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生物調査


私たちの住む地球は、人間だけのものではありません。様々な生物が共存してはじめて「地球」というものが成り立っています。我が社では、生物調査を通じて他の生物との共生のためのお手伝いをしています。

植物
 森林や草原、湿地などには、ぱっと見ただけでは気づかないほどたくさんの種類の植物が生育しています。そして中には、数が少なくほとんど見られないもの、また、その植物の生育できる環境が非常に限られているものも少なくありません。また1つの植物は、そこに生育するその他多種多様な植物や動物たちと相互に調和しあって、生物の「社会」として、はじめて本来の姿で生育するのです。
 私たち植物部門では、種々の植物の分布を調査する「植物相調査」や、植物の集団 社会の様態を調べる「植生調査」をはじめとする様々な植物に関する調査を豊富な知識と経験を有する調査員によって実施しております。

鳥類
 鳥類は生態系の中で重要な位置を占めている動物です。そのなかでも、猛禽類(ワシ・タカ・フクロウ)は生態系の頂点に立っています。現在、クマタカ、イヌワシ、オオタカが重要種として取り上げられ、保護されてきているのが現状です。
 私たちは猛禽類の保護とこれから行われようとしている事業を考え、人間との共生、生態系とは何か、どうすれば影響が少ないかを考えています。
 私たちの仕事は主に猛禽類の定点調査、一般鳥類の任意踏査やルートセンサスなど専門的な知識を基に確実な調査を行っています。

昆虫
 昆虫類は種類数が非常に多く、発生時期が限定されるものも少なくありません。そのため適期を逃さないよう調査を進めることが重要です。また調査方法にもさまざまな種類があり、その多くを取り入れることで調査の精度を上げることができると考えています。 現地調査では,ただ採集するだけではなく、植物の種類によって昆虫の種類も変わってくるため、現地の植生を見てある程度生息していそうな昆虫類を把握することも重要です。 昆虫調査部門では、分布を調査する昆虫相調査や、様々な昆虫に関する調査を豊富な知識と経験を基に実施しております。 おもな採集方法には、任意採集、ベイトトラップ、ライトトラップなどがあります。 ・任意採集 昼間活動する昆虫類を採集する方法で、スイーピング法やビーティング法を用います。

 ・ベイトトラップ 地上歩行性の昆虫を採集する方法で、オサムシやゴミムシなどが採集できます。

 ・ライトトラップ 光に集まる習性のある昆虫類を採集する方法で、おもに蛾類やトビケラ類、甲虫類を採集します。

 採集品は持ち帰ったのち標本を作製し、同定を行う。標本作成と同定は、時間のかかる根気のいる作業ですが、正確に行わなければなりません。このように昆虫類の調査は、現地調査だけではなく、標本作成や同定という作業があり、楽な作業ではありません。しかし、どういう昆虫が生息しているのかを把握するためには、どうしても必要なことです。

哺乳類、土壌動物、その他
 地球上には、上述の生物以外にも様々な生物が生息しています。陸上では哺乳類、爬虫類、両生類、水中では魚類などの脊椎動物を始めとして数え切れないほどの種類の生物が生態系を形成しており、その中で私たち人間も暮らしています。
 しかしながら、それらの生物の中には環境の変化についていけず、絶滅の危機にさらされているものもあります。
 私たち人間は、人間の暮らしに加え、多くの生物たちにとっても暮らしやすい環境を維持していかなければなりません。
 動物部門では、貴重種の生態調査を始め、多くの生物調査をおこなっています